ファイル整理を変える。

同じような名前のフォルダに入った同じような名前のファイル。

おまけにそれが深い階層にあったとなれば、文書捜索は困難を極めます。

几帳面にフォルダ分けしていても、覚えている情報と親和性がなければ、結局一つづつ見ていくはめになり、日が暮れてしまうでしょう。

これを解決するために私達が考えたのは、ひとつのオブジェクトに対して複数の整理方法を設定するということです。

しかもその階層を一覧できるようにすることで、どんなに深い階層にあるファイルであってもワンクリックでたどり着けるようにしました。

レガシーなエクスプローラーを置き換える

PCにグラフィックがもたらされたことで、PCの世界は専門家以外にも開かれ、今日まで広がり続けてきました。

しかし文字で表示されていたフォルダにアイコンを与えるという方法は、以前に比べれば直感的になりはしたものの閲覧性という観点から言えばまだ不完全です。

実際、現在のホワイトカラー(PCを用いて事務作業などを行う人々)の仕事の15%は書類探しと言われています。

今求められているのは、かつてグラフィックがPCのあり方を変えたような、ファイル閲覧の方法そのものへの変革なのです。

ファイル管理の固定概念を覆す

新たなファイル管理方法を考える中で、私たちは幾つもの固定観念を壊していきました。

「一つのファイルは一つの場所に無くてはならない」ということ。

「選択したものの中身だけが見えていなくてはならない」ということ。

「ファイルを整理する際にはカテゴライズしなければならない」ということ。

そして私たちは全く新しいファイル管理のあり方を考えだしたのです。

中身の情報で管理するということ。

これまでのファイル整理は、自分でカテゴリをフォルダとして作成し、そこに当てはまるものを入れていくというものでした。

しかし、似たような名前、カテゴリのものが増えると整理が難しくなり、検索でもなかなか見つけられなくなってしまいます。

私たちはキーワードとツリーという2つの要素を用いて、ファイルの中身で整理するという方法を生み出しました。

これからは「春頃のA社とのプロジェクトの企画書」というような、ファイル名とは別次元の情報でファイルを探すことができるのです。